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品質設計開発学分野│京都大学 大学院 農学研究科 農学専攻

Laboratory of Food Quality Design and Development Division of Agronomy and Horticultural Science Graduate School of Agriculture, Kyoto University

研究テーマ

食糧タンパク質の新たな特性の探索と用途の拡大

 近い将来, 世界的に食糧タンパク質資源の不足が予測されています。ビーガンなどの増加, 健康的な食品の選択に対する消費者の意識の高まりなどの理由により植物ベースのタンパク質へのニーズが高まっています。大豆・米などの種子には大量に貯蔵タンパク質が含まれており、生理機能性や加工特性について部分的に明らかになっています。これまで, 大豆や小麦貯蔵タンパク質の特性について、食品分子のどのような構造が寄与するかを解析してきました。これらの食品タンパク質の構造と特性を解析し, 新たな品質をもつ食品の開発に貢献したいと考えています。また, 植物性タンパク質の食品への用途を拡大することを目指し, 農作物のタンパク質の新たな特性を見出すために研究を行っています。